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​コミュニティデザイン学科について

「コミュニティデザイン学科」は、地域の課題に対し、

人と人のつながりである、コミュニティという観点から解決に貢献することのできる

「コミュニティデザイナー」を育成する場。

 

2014年4月、東北芸術工科大学に日本で初めて開設されました。

ここでは、「コミュニティデザイン学科とは何か」について紹介します。

​コミュニティデザイン学科とは

災害が起きた時、近所に知り合いがいなかったら......

何百年続いてきた祭りが人手不足で途絶えてしまったら......

生まれ育った場所が過疎化により消えてしまったら......

これらは、すでに日本各地で起きていること。

地域の数だけ問題や課題があり、解決方法があります。

そして、解決するのは地域の人々です。

 

変えることは、とても労力のかかること。

変わることは、とても勇気がいること。

しかし、ほんの少しのきっかけが、大きな力になる可能性があります。

そんなきっかけをつくる人材がコミュニティデザイナー。

未だ東日本大震災の傷が癒えぬ東北、日本の未来に必要な人材なのです。

 

例えば地域の方の想いを引き出すワークショップの企画や、

生まれたアイデアを形にするサポートなど、

その地域に合ったやり方を見出し、

地域の人たちの手で解決していけるよう導いていきます。

人のつながりやプロセスなど、

目に見えない「コト」をデザインしていくコミュニティデザインですが、

チラシや空間、商品など

目に見える「モノ」のデザインも重要だと思っています。

 

美しく、可愛く、気持ちの良いモノは、人の気持ちを動かす力があります。

 

だからこそ、ここ芸術とデザインの大学に

コミュニティデザイン学科が創設されました。

地域を守り、豊かなまちを作ることが使命の公務員はもちろん、

お金を地域社会の発展のために循環させる銀行員、

美しい風景や街をつくる都市計画コンサルタント......

 

地域の仕事は地域が元気だからこそ成立する。

まちが豊かになることは、どの職業にとっても共通の課題なのです。

 

だからこそ地域を俯瞰して見ることができ、

本質的な課題を発見し解決に導くコミュニティデザイナーの力が

社会に強く求められています。

​教員紹介

コミュニティデザイン学科の教員は、全国各地のまちづくりの現場ではたらくプロのコミュニティデザイナー。

​学生と教員で地域をフィールドとした実践的な教育に取り組んでいます。

現場でいま何が起こっているのか、

教員から最新の情報を知ることができます。​

>詳しい教員の紹介はこちら

​大学紹介・大学周辺の環境

東北芸術工科大学は、公設民営の大学として1992年に開学しました。

山形の地域に開かれたキャンパス、地域とつながる教育が特徴的な大学です。

大学の詳しい紹介は下の動画やリンク先のサイトをご覧ください。

 

>大学公式サイトへのリンク

学生生活を紹介する動画(画像をクリックすると再生します)

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